MENU

よくあるご質問

肛門の悩み

Q. 便に血が混ざります
最近排便の時に血が混ざります。自分では「痔かな…」と思っているのですが、不安です。大腸検査は必要でしょうか?また何科に行けばよろしいでしょうか?(48歳 男性)

A. 排便時に出血する病気として腸の病気と肛門の病気が考えられます。いわゆる痔(ぢ)を痛いものだと思っている方が多いのですが、痔には内痔核と外痔核というものがあり、内痔核は肛門の奥にできる為に痛みはあまり伴いません。

便がこすれる事により浮腫みが強くなり出血するようになります。

また、硬い便をした後や、強くりきんだ後に肛門粘膜が裂けると、いわゆる切れ痔(裂肛)となります。切れ痔は強い痛みを生じます。内痔核の脱出(脱肛)がひどくなると肛門科に受診される方が多いのですが、排便時の出血は自然と止まってしまうこともある為、診察に行かず、様子を見てしまう方が多いのも現状です。

たしかに痔では命までとられませんから(出血がひどい場合は除く)、症状が落ち着いている間は市販の軟膏薬や便を軟らかくして様子を見てもよろしいと思います。しかし、「ただの痔だと思っていたら・・・」ということもあるのです。

痔がひどくなる原因として便秘があげられますが、便秘の原因として大腸の狭くなる病気、いわゆる「大腸ガン」があります。

つまり、「痔かな・・」と思っていても排便時の出血があった場合は大腸検査をお勧めします。大腸に出血病変がなければ、肛門の疾患として安心して暮らせますし、検査にて、症状を呈さないようなポリープが見つかることもあります。

さて何科にいけば良いかということですが、検査でつらい思いをするのは非合理です。大腸カメラの専門家を探しましょう。

しかし、胃腸科と肛門科の両方を受診するのも大変ですから肛門の診察と大腸カメラの両方得意な専門家に相談するのがよいでしょう

Q. 2歳の息子の排便時の出血が心配
2歳になったころから、トイレでおしっこやうんちができるようになったころが始まり。ほとんど毎日うんちをしているのですが、うんちが太いときなど血がつく日がありました。(毎日ではありません。)一度近くの小児科へ連れて行ったことがあるのですが、「気にするほどではない。」と言われていました。

最近、たまに太めのうんちが出た後、ポタポタと血がたれるようになりました。こんな症状でも大丈夫なのでしょうか?(3歳7ヶ月 男児の母親)

A. お便りありがとうございます。小さい子の病気は心配ですよね。でも安心です。もちろん、メールのお話だけなので、状況をすべて把握することは難しいのですが、おそらく息子さんは、肛門にわずかな裂肛(きれ痔)があると推測されます。

小さい子は力み癖のある子も多く、肛門粘膜が裂けてしまうのです。

出血(排便時)もこのためでしょう。もちろん硬い便を出すときに、避けるケースが多いのですが、力んだ瞬間に(便が軟らかくても)肛門が裂けてしまうのは不思議ではありません。

出血が多くなるようなら、お近くの外科か肛門科に行かれて、抗炎症薬の入った軟膏を処方してもらい、肛門に塗りこむようにするといいでしょう。

Q. お尻からの出血と異物
最近お尻から出血があり、何かお尻に異物を感じます。前にも2.3度、血便や出血したことがあります。どうしたらいいですか?出産は2回しています。(31歳 女性)

最近、たまに太めのうんちが出た後、ポタポタと血がたれるようになりました。こんな症状でも大丈夫なのでしょうか?(3歳7ヶ月 男児の母親)

A. 出血はいろいろな要素が考えられます。痔(いぼ痔や切れ痔)または大腸の病気など、一般的に痔といわれている「いぼ痔」は鮮血であまり痛みは伴いません。「切れ痔」は強い痛みと鮮血の出血が認められます。

おっしゃられている血便がもし、痔によるものであれば、軟膏(炎症を抑えるもの)を塗りこむことにより、出血のコントロールはつくでしょう。

出産時に女性は強く力むために男性より「切れ痔」や「いぼ痔」になりやすいのは事実です。

また、31歳というご年齢を考えたとき、腸の病気として気になるのは炎症性の腸疾患です。(潰瘍性大腸炎やクローン病)これは大腸検査をしないとわかりません。

いずれにせよ、出血は思わぬ病気が隠れていることがあるため、お近くの大腸肛門科に受診をお勧めします。

痔の手術

Q. 便秘症と切痔で悩んでいます。肛門を広げる手術があるそうですが…
便秘症で(お通じは毎日あるように心がけていますが)子供のころより便が硬く切れ痔に悩まされてきました。ずいぶん前になりますが診断の結果、肛門が狭くなっていると云われました。

便が柔らかければ、問題が無いのですが便秘で硬い便になりますと出血しなくても痛みが続きます。肛門を広げる手術があるそうですが、難しい手術でしょうか。

入院日数、術後の痛みについて教えて下さい。後遺症など問題になることもありますか。近くに大学病院がありますが、この手術は肛門専門の病院(医師)でなくてはいけませんか。(50歳代 女性)

最近、たまに太めのうんちが出た後、ポタポタと血がたれるようになりました。こんな症状でも大丈夫なのでしょうか?(3歳7ヶ月 男児の母親)

A. 便秘症にて肛門の疾患を抱える方は非常に多いのが現状です。裂肛(切れ痔)を繰り返していると、だんだんと肛門の粘膜が硬くなり、しまいには粘膜狭窄(肛門狭窄)になります。

これからの方針としては、下剤を使用し便を軟らかくしておくか、外科的処置となります。外科的処置には、麻酔をかけ、用手的に肛門を拡張したり内括約筋という(肛門を一定の緊張を保つ筋肉)筋肉を一部切開する方法があります。

手術は腰椎麻酔でやりますので、入院期間は2,3日見ていただければよろしいでしょう。

人工肛門

Q. 高齢者の人工肛門について
78歳になる祖母が直腸癌で人工肛門の手術を受ける事になりました。お医者様が「永久的人工肛門にするか肛門機能復活のための一時的人工肛門にするか決めてください」とおっしゃいました。

その先生は「体力的には大丈夫そうですね。」とも、おっしゃいました。自分で調べてみた所、一時的人工肛門の手術は高齢者は対象外ですというお医者様もいらっしゃいました。

高齢者の人工肛門の手術の現状や術後の経過など、何かアドバイスを頂ければうれしいです。よろしくお願い致します。(78歳女性のお孫さん)

A. 人工肛門の件ですが、直腸がんの手術で緊急手術でない場合、一時的人工肛門を置く利点はあまりないと思います。

一般的には、マイルズの手術といって肛門部分も病巣と一緒に切除し、永久的人工肛門増設を置くか、(超)低位前方切除といって肛門側をぎりぎり残して、口側の断端とつなぐ方法のどちらかを行います。

高齢者78歳は現在の消化器外科では高齢の部類に入らず、年齢だけでこの一般術式から外れることはありません。病気の進行具合と、糖尿病や心臓病などの合併症の有無で手術方法を決めます。

ちなみに、「一時的人工肛門」の手術とは、具体的にどのような方法だかお聞きになったでしょうか。一時的というからには後につなぎなおしの手術を予定することになるのですが、一般的に2回目の手術というのは困難なことが多く、ましてや直腸の手術のように骨盤内の場合、非常に大変な手術になります。

現在78歳で、より高齢になってより困難な手術を予定するのは、自分が執刀するのであれば避けたいとことですよ。ご相談された先生は、そういったことを踏まえて高齢者に一時的人工肛門は対象外と答えたと思います。

ただ、自分の経験から言って、「一時的人工肛門」と捉えられるもうひとつの手術方法があります。ハルトマン手術といって、病巣は取るけど腸をつながず、口側断端を人工肛門にする方法です。よく、患者さんには「将来体力が回復したらつなぎましょう」といいますけども、2回目の手術はしないことが多いです。

病状が進行している場合や、合併症が多く中でつないだ場合に漏れる(縫合不全)可能性が高い場合に採る方法です。

以上から、人工肛門にするならばいずれにせよ一生ものになる覚悟を要しますし、そのつもりで準備したほうがよいかと思います。ちなみに、高齢者のほうが今後肛門機能低下による失禁が問題になることが多いため、無理に肛門を温存することはしない流れになってます。人工肛門は、最近ケア用品が充実しているため、管理も容易になってます。

また、「ストマケアナース」という、人工肛門のケア技術を持った看護婦も、たいていの総合病院にはいて、相談や指導に応じてくれます。

手術するなら、そういった医療従事者が充実しているかは重要です。

各種検査のご予約・ お問い合わせはこちら
アクセス

医療法人 俊和会 寺田病院 大腸肛門病センター
〒123-0873 東京都足立区扇1-20-12
舎人ライナー 扇大橋駅 駅前

詳しい道のりはこちら


医療法人 俊和会 寺田病院 大腸肛門病センター
医師紹介
各種検査のご予約・ お問い合わせはこちら

【受付時間】
(※ 受付開始時間)
●月曜日〜木曜日
午前(※ 8:30)9:00~12:00/
午後(※ 14:00)14:30〜17:30
●金曜日
(※ 8:30)9:00〜12:00 胃・大腸肛門病センターは午後休診
●土曜日
(※ 8:30)9:00〜12:00 午後休診
●休診日:日曜・祝日

アクセス

医療法人 俊和会 寺田病院 大腸肛門病センター
〒123-0873 東京都足立区扇1-20-12
舎人ライナー 扇大橋駅 駅前
駐車場 30台完備

詳しい道のりはこちら
新規開院 アイビー胃腸内視鏡内科クリニック
寺田病院 アイビー大腸肛門クリニック 赤羽胃腸肛門クリニック

© 2017 足立区寺田病院・胃・大腸肛門病センター All rights reserved.